
糖尿病療養指導士/フットケア看護師
小岩 有香
私は糖尿病患者さんとの関わりの中で、もっと知識を得ることによって患者さんと深く関わることができると思い、糖尿病療法士の資格を取得しようと思いました。 私にとって仕事と家庭を両立させながら勉強することは簡単なものではありませんでしたが、先輩たちの協力と家族の支えがあったので資格を取得できたと思います。 糖尿病の治療の基本は、食事・運動・薬です。それぞれの生活の中で、患者さんと一緒に何か少しでも変えることが出来るきっかけを考えたり、励まし合いながら少しでも前向きな気持ちになって帰ることができるよう関わっています。また、糖尿病では足病変を予防するためにもフットケアが大切です。いつも自分を支えてくれている足を労い、きれいに洗い観察することは、糖尿病の有無に関係なく必要なことです。 現在、研修や勉強会で得た知識のもと、入院患者さんや外来患者さんのフットケアも実施しています。多くの先輩療養指導士がいるので、たくさんの仲間とこれからも一緒に活動していきたいと思っています。