災害時にも安心できる函館協会病院
先日発生した『東日本大震災』を始め、
近年の日本では、震災や異常気象など自然災害による被害が多発しております。
地震は、津波や火災を引き起こし、建物の崩壊やライフラインの停滞、
交通網のまひ等、多くの被害をもたらします。
当院は、平成18年の移転新築の際に、
患者さまに満足いただける環境づくりと合わせて、
災害時でも安心・安全な医療行為ができるよう”耐震・耐火の構
造”と”確実なライフラインの確保”を重点的に整備致しました。
1)建物
震度6強の揺れにも耐えられる鉄筋コンクリートの耐震・耐火構造建築物です。
常時感知器で院内での火災発生の有無を監視し、万が一の火災に備えて、
スプリンクラー・屋内散水栓・消火器の消火設備を設置しております。
2)ライフライン
①電気
通常は、北海道電力を使用しおりますが、停電時には非常用自家発電機が運転します。
この際、電気使用量によりますが3日の連続運転が可能です。
また、手術室や救患室等は、無停電システムを導入しているため、100%電気が供給され、
医療行為には何ら支障をきたしません。
(エレベーターは、停電時も1台使用可能で、他の4台は直近階で自動停止後
ドアが開放されるので、閉じ込められるなどの事故はありません。)
②水道
通常、地下水をRO皮膜で処理し、蒸留水へと近づけている水を使用しております。
この水は、定期的に水質検査(4回/年・51項目)を実施し、安全を確認して
使用しておりますので、水道局が断水しても影響はありません。
また、 80立方メートルの受水槽が設置されておりますので、突然の断水は発生
致しません。
一方、地下水だけでなく市水に切り替えることも可能です。
③ガス
環境にもやさしい都市ガス(13A天然ガス)の中圧ガスを使用しております。
低圧ガス(一般家庭使用)と違い、震災に強い専用の配管で安定供給が可能です。
3)防災に対する職員の意識
消防法に基づき消防設備・避難器具の定期点検や、防火訓練(年2回)を実施して、設備の
取り扱いや患者さま安全な場所への避難誘導を習得し、防災意識の向上に努めております。

【登録日】2011.05.17(火) 15:30/【投稿者】医事課 林